2010年5月2日日曜日

”龍馬伝”の勝海舟のでかさに惚れました

本当なのかどうかは知りませんが、”龍馬伝”の勝海舟に惚れました。

武市 瑞山に命じられ、岡田以蔵が勝海舟を暗殺に、名前を偽って来ます。勝海舟は、お客さんなら誰にでも会うとのこと。しかし、坂本龍馬に岡田以蔵であることを見抜かれ、坂本龍馬が、なぜ、名前を偽ったのかと岡田以蔵に問いただした時の勝海舟の一言。
「そんなもん聞くなよ。俺を切りに来たに決まってんじゃねぇか。」

そして、勝海舟は、岡田以蔵に言います。
「なぁ、お前さん、俺を切る前に、俺の話を聞いてくれねぇかなぁ。」
地球儀を取り出し、日本が世界の中の小国であること、日本を守るためには、西洋諸国の技術を学び、西洋諸国からバカにされないような技術を身につけ、海軍を作るということが必要だと解きます。

でかい。
何てでかさだ。

三国志を描いた「蒼天航路」の劉備玄徳が、関羽と張飛に殺されそうになりながら問い詰められ、放った一言、
「ああ、それらのことは皆好きだ。でももっと好きなことがある。・・・喜ぶ民の顔を見ることだ。」
以来の感動を覚えました。

自分を殺しにきた奴に、話しかけ、仲間にしてしまおうとする。

分け隔て無く、話かける。

腹の座り方が、半端ではありません。

それに比べ、私のなんとチンケなことか。

ちょっと批判されると、ムキになって、反論する。

あああ・・・情けない。

できない理由を探すな

尊敬する言葉に、

できない理由を探すな

というものがある。

解釈の仕方で意味は変わるが、私が尊敬する内容は以下のとおりだ。

1)何か、面倒なので避けたい仕事や役目があるとして、他に用事があったりしてできないということにできないかと、避けるための口実を考えるということをしたりする。このような行動は避けた方が良い。

2)何か進歩的なことをしようという提案があった場合に、(それが面倒だとか、その提案者が嫌いだとかいう理由で)何とかその提案が実現できないという理由を考えることがある。のような行動は避けた方が良い。

特に2は、大事である。

ただし、研究などで、思い通りにならなかった場合に、その原因を追求することには意味があると思う。原因が分かれば、できるようにするための方法を考案できるかもしれないからだ。