学生の履修登録は、大学内のパソコンからWEBを利用して行うことができる。
素晴らしい方法だ。これで、事務的な作業が大きく軽減されたと思う。
本年度は、小生が材料開発工学科の教務学生委員を務めている。
不登校になったりする学生さんが居ないかをチェックするために、
必修科目を履修登録していない学生のリストを欲しいと思った。
それで、学務情報を集計・統計を取られている部署の方に、簡単にリストを作成できないか、問い合わせてみた。
すると、「詳しい者が帰ってしまったので、どの程度の作業が必要かが分からない。」との返事。
それで、「そのデータベースを管理しているソフトはどこが作ったのですか?」と聞くと、他の大学も使っている一般的な、販売されているシステム(ソフト?)だとの返事。
そして、そのソフトには、必修科目を履修登録をしていない人のリストを作る機能は含まれていなさそうであり、もしも必修科目を履修登録していない人のリストを作ろうとしたら、アクセス(?)か何かのデータを新たに作り直して、それを処理するということが必要になるかもしれないとのことだった。
でも、もしかしたら、既にそのような作業に必要なアクセスのデータが作成されているかもしれず、簡単にできるかもしれないとの返事だった。
そこで、「では、詳しい方に相談させていただきます。」と言って電話を切ろうとしたら、
「いや、その作業をお受けするかは私が判断しますので、私に作業の詳細な内容を送ってください。私が内容を見て、その者とやりとりします。」と言われた。
まぁ、確かに、その詳しい人がその作業を行うべきかどうかを判断するのは上司だということは分かるが、
その上司が作業の内容を理解してそれに必要な作業がどの程度時間のかかることなのかを理解できるのなら判断できるだろうけど、
作業の内容を理解できず、それに必要な作業がどの程度時間がかかるのか、分からない人に
こちらの依頼内容を引き受けるかどうかを判断してもらいたくは無い。
直接、能力の高い(実際の作業を行う)人と相談させてもらった方が、効率が良い。
そもそも、データベースを使いこなせる、もしくはそのデータベースを扱うためのスクリプトや、アプリケーションを開発できるぐらい能力の高い人に、データベースを扱ってもらいたいものだ。
「スクリプトを操れる人なら、膨大なデータベースから必要な情報だけを的確に抜き出すためのスクリプトを作ることくらい、朝飯前だ」
と思うのは私だけだろうか。
大体、情報処理担当職員が、既成の有料のソフトが無いと、情報処理ができないとは・・・。
orz.
・・・で、電話では作業の詳細内容は連絡しにくいので、メールで後で連絡すると伝えて、電話を切った。
10分ほどしたら、その上司から電話があった。他の部署の人から、私が依頼したい内容を聞き出されたらしい。
そして、「やはり、使っているアプリケーションでは、先生の依頼内容を簡単に行う機能はついておらす、作業には時間がかなりかかりそうです。」とのこと。
で、「そうですか。簡単にできるのなら、やっていただきたかったのですが、大変な作業になるのなら、していただかなくても構いません。難しいことをお願いして済みませんでした。」と言っておいた。
能力の高い人なら、プログラムをちょっと書き換えるとか、自前でプログラムをちょっと書くだけで、後は、パソコンに作業をさせて、自分は他の仕事をしている間に、数千人のデータベースから必要なリストを作成させることができると思うのだが。
まぁ、時間がかかるというのなら、各教員が履修登録した人のリストは比較的簡単に自分で手に入れることができるので、各教員にそのリストと、現在在籍する学生のリストとを見比べてもらって、履修登録していない人を見つけ出して認識してもらう方が、作業時間が短くなるだろう。
あ、それをサポートするためのエクセルシートでも作成して配布すれば良いのかもしれない。
というか、スクリプトを私が作って、渡してあげようか。
そのためには、まず、私が自分の担当している講義を履修登録している人のリストを入手して、データの書式を理解する必要がある。