2015年9月20日日曜日

安保法案に反対

戦争で戦いたくないし、子孫にも戦って欲しくないので、国会で成立した安保法案に反対です。
はい。私は臆病ものです。
はい。私は卑怯者です。
アメリカに守ってもらえるのなら、それで有難いです。

以前の戦争で日本が大金を負担して(確か、日本人一人当たり1万円程度だったような)、そのことを述べて日本が責任を果たしているかのように主張したときに、アメリカの軍隊の人が言ったらしいです。「あ、お金(一万円程度?)で良いのなら、俺も払うよ。だから、俺も戦争には行かなくても良いようにしてほしい。」
この話は、日本人も戦争において「平和を維持するために」参加すべきだという主張をするために使われたのかもしれません。日本もお金だけではなくて、「平和を維持するために」戦争に参加すべきだと。

でも、私は逆に読みました。
みんな、戦争なんて行きたくないんじゃないか?
今の世の中に不満を持った人が、喧嘩(「金持ちの奴等、ぶっ殺してやる!」)なんて襲ってきたら、「じゃあ、これで勘弁して!」って、お金をあげたら良いんじゃないの?

お金もらって、満足に食料も得られる、幸せに生きられるようになったら、それでも、「殺してやる!」ってつっかかってくるのかなぁ?生活に満足していても?
宗教のため?
誇り高き神様のため?
そんな奴、居るのか?
「誇り高き神様をけなされたから」という理由だけで、ほっとけば自分も危険にさらされないのに、わざわざ、自分が殺されるかもしれないのに、けなした奴を殺しに来るの?

まぁ、居るのかもしれないけど。
世界は広いから、そういう
キチガイ
がいるのかもね。

アメリカが、自国の利益のために、「大量破壊兵器を持っているから」などと難癖を付けて、ある国(中国とか、シリアとか、イランとか)を攻撃して、そのためにアメリカが反撃された場合に、日本が「アメリカという同盟国が攻撃されているから、(日本の安全を守るため)集団的自衛権でその国を攻撃する」なんてことで、総理大臣(政府)の判断だけでなってしまうのは、避けたいです。

日本国憲法(9条)違反については、面白い記事がある。

http://blogos.com/article/123751/
<引用>
2項は「なので戦う力は、全部が全部持ちましぇーーーん!」って言わされてるわけです。
<鈴木が一部省略>
とっくに昔に
9条の2項は違憲(国連憲章違反)ですから!
<引用はここまで>

そもそも9条の2項が、国連憲章51条を違反しているとのこと。
国連憲章7章51条
http://www.unic.or.jp/info/un/charter/text_japanese/
<引用>
この憲章のいかなる規定も、国際連合加盟国に対して武力攻撃が発生した場合には、安全保障理事会が国際の平和及び安全の維持に必要な措置をとるまでの間、 個別的又は集団的自衛の固有の権利を害するものではない。この自衛権の行使に当って加盟国がとった措置は、直ちに安全保障理事会に報告しなければならな い。また、この措置は、安全保障理事会が国際の平和及び安全の維持または回復のために必要と認める行動をいつでもとるこの憲章に基く権能及び責任に対して は、いかなる影響も及ぼすものではない。
<引用はここまで>

賢明な読者なら、この長谷川さんの展開している論理が間違っていることが明らかにわかるはず。

国連憲章7章51条では、個別的又は集団的自衛の固有の権利を害するものではない、と述べているだけであり、その権利を行使しなさいとは書いていない。つまり、日本国憲法第9条2項に仮に、「軍隊を一切保有しない」と書かれていたとしても(実際はそうではありませんが)、日本国憲法第9条2項は国連憲章7章51条を違反しているわけではない。

いや、
「日本国憲法9条の2項は、『戦う力は、全部が全部もちましぇーーーん!』って言わされているわけです。」もおかしいと思う。
この長谷川さんって、もしかして、論理的な思考ができない方なのか?
理由はこちらを読むと分かりやすい。

http://okadamari.blog112.fc2.com/blog-entry-257.html
<引用>
「永久に放棄」しているのは
・「国権の発動たる」戦争
・「国際紛争を解決する手段としての」、武力による威嚇又は武力の行使
だけなんです。

<鈴木が一部省略>

憲法9条の第一項は
「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求してるよ」
そして、
「国権の発動してない戦争はしてもいいよ」
「国際紛争を解決する手段じゃなかったら武力行使してもいいよ」
って言ってるんです。

<鈴木が一部省略>

 まとめると、憲法9条は
日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求してるよ。
国権の発動してない戦争はしていいよ。
国際紛争を解決する手段じゃなかったら武力行使(威嚇も)していいよ。
「国権の発動たる戦争」じゃない戦争や、「国際紛争を解決する手段として」じゃない武力のためなら、陸海空軍その他を保持してもいいし、交戦権も認めるよ。
 って言ってるんです。

いや、だからってやんなくてもいいんですよ。
憲法9条が「いいよ」って言ってるからって戦争しなくてもいいんですよ。
私が武力行使に打って出ろって言ってるワケじゃないですよ。

<引用はここまで>

まぁ、こじつけかもしれないが、(国際紛争:他の国とのもめごと・争い事を解決するためにではなく)自国を守るためなら、軍隊を持っても、武力行使(威嚇も)しても良いのだ。

ただ、「国際紛争を解決する手段」であるかどうかは、誰が決めるのだろう?

攻撃されたから自国を守るというのは、「国際紛争を解決する手段」なのだろうか?

憲法って、解釈でどうとでもなるようなことが書かれているのだなぁと改めて感じた。

井上達夫・東大教授(1)安保法案議論の不毛、その原因は? 
2015年09月07日
http://mainichi.jp/feature/interview/news/20150907mog00m040015000c.html
も面白い。

暴力で、他人の嫌がることを他人に強制することは、
大嫌い
です。

ただ、自分を殺しに来た
キチガイ
を殺すのは、仕方がないことだと思っています。

私が相手を殺すような力は弱いので、警察、自衛隊、そしてアメリカの軍隊に守ってもらっています。
ダメなのかなぁ?
役割分担じゃないの?

無理だとは分かって居ますが、
人を殺したいと思うような人間がこの世界から居なくなれば良いのではないだろうか?