2010年9月20日月曜日

信用しないことによる大損

小生の所属する研究室が主催する国内学会のようなものに、中国の先生が出席してくださる。

その中国の先生から、「招聘状」が必要だと連絡があった。
なんでも、「これこれこういう理由で来日してほしいので、(不審なものではないので?)・・・」
みたいなものを書く必要があるのだ。

知合いの先生も、アメリカにいくのに、そのような書類が必要だとか言われて面倒におもっておられた。

知合いの先生が言っておられたのだが、
「悪人では無いことを証明するのには、非常に労力がかかるし、その証明を有効だと認めるのにも複数の人の手間もかかるし、不要な仕事が増えてばかり。
結局のところ、完全に悪人では無いことを証明することは不可能に近い。」

信用してあげると、多大な労力が削減できるし、スムーズにことが運ぶ。

また、ちょっと別の話だが、
みくびる(見下す)こともいけない。

「どうせ、あいつはできないから、やらせないでおこう」と思ってしまうと、その人にはチャンスが無くなる。

信用してやることが必要だ。

「できないかもしれないけど、やらせてみよう。」と思える教員でありたい。

そうしないと、日本が、というか地球が、発展しない。

未来を作っていくのは子供たちなのだから。