久しぶりの長期の海外出張を予定しているので、久しぶりにスーツケースでも使おうかとした。ちょっと運搬したのだが、キャスターのタイヤが割れたようだ。
そこで、Samsoniteのページ
http://www.samsonite.co.jp/customer/repair.html
を見たら、キャスター1個の修理が1万円以上。見積りと修理を含めて1ヶ月もかかるようだ。海外から部品を取り寄せる必要がある場合には、2−3ヵ月もかかるらしい。出張は1ヶ月弱後に迫っているので、修理はしない方が良さそう。
1万円以上もかかるのなら、キャスターくらい、3Dプリンターで作ったら良いのではないかと思った。
http://kakaku.com/pc/3d-printer/
によると、3Dプリンターは安いものなら5−6万円で売っている。
確か、福井大学の真心工房に3Dプリンタがあったので、作ってもらえば安上がりな気がする。
壊れたキャスターをよく調べてみると、キャスターのほとんどは壊れておらず、タイヤの外側のゴムだけが割れているようだ。触ってみると、タイヤのゴムの表面が溶けたように粘着性になっていて、手で揉んだだけでひび割れたり、割けてボロボロになったりする。どうやら、エタノールでもかけて拭いたせいで、ゴムが一部溶解したか脆くなってしまったような気がする。手で揉んだだけで壊れるのだから、重い荷物を中に入れてキャスターで移動しようものなら、すぐに全部のタイヤが壊れるだろう。
これくらいなら、割れたゴムを全て取り払って、ゴムを巻きつけるだけで良さそう。
http://lohaco.jp/product/4311626/?sc_e=a_as_vc_ps_a_kakaku&veinteractive=disable
なら、22mm幅で長さ30cmから50cmのゴムが10本入りで1374円。これをタイヤの車輪部に巻きつけて、外れないように外から一周、針金ででも止めれば良いだろう。1本で済むだろうし、針金もそれほど値段はしないので、数百円で修理できるだろう。