最近、〆切に終われっぱなしだ。
海外の知り合いの方から、英語の論文を6月末までに送るように依頼されているのだが、まだ提出していない。まぁ、6月末までに「6月中には送れそうにないので、いつまで待ってもらえる?」とメールしたのだが、一向に返事が無いので、待ってくれるのだと良い方に解釈しているのだが、さすがに、申し訳ない。
他にも締切りが近づいている。
先日、融点の高い物質を用いてミニエマルションを調製しようとマイクロフルイダイザーで処理しようとしたら、装置内で固化したようで、装置が異常になり、突然、スラリー状のものが処理液出口から噴出して、飛び散った。幸い、手袋をしていたのだが、していなかったら、肌に直接付いてしまっただろう。
さらに、つまってしまった装置を正常な状態に戻すために、(家に帰るのが遅くなると、家内の機嫌が悪くなるのだが、)一人で洗浄操作をしていたら、また詰まった。
原料投入口を覗き込んだその途端、詰まりが流れたようで装置が動作し始めて、溶媒のアセトンが原料口から僕の顔めがけて勢いよく噴出した。幸い眼鏡をしていたので、眼球には直接には当たらなかったが、額に直撃した。
アセトンシャワーまみれだ。
普通なら腹も立つのだろうが、なぜか、笑いがこみ上げてきた。
神様もなかなかやってくれる。
大笑いした。
こんちくしょうが、何が何でも直してやると、返ってやる気がメラメラと沸き立ってきた。
生きているという実感が得られる。
わくわくした。
時間はかかったが、完全に直すことができた。
ある意味、やる気を起こさせてくださった神様に感謝。