2009年1月5日月曜日

非効率的な受診

近所のA皮膚科に行っているのだが、やたらと待たされる。ひどいときには、診察券を受付に出してから2時間近くも待たされる。それでだろうが、待ち時間を掲示するサービスと、インターネットで受付できるサービスが用意されている。

以前はそのことを知らず、受付に診察券を入れてから、待ち時間が2時間とかあると聞くと、一度職場とか自宅に戻っていた。戻ろうとすると、「予定の診察時間が早くなる可能性もあるので、30分くらい前には病院に帰って来てください」と受付の人から注意された。戻ってくると、自分の順番が既に来た直後だったときもあった。そのような場合、すぐに次に診察してくれるのでは無く、またしばらく待たされてからやっと診察の順番が来る。大勢の人が長時間待っているので、遅れて来た人をすぐに診察すると、待っている人が不快に感じて苦情があった、などの理由でやっているのかもしれないが、非効率的である。先に受付(インターネット上の予約でもOK)をした人が優先だとしておけば、こちらも余裕を持って病院から離れて、病院に戻ってくることができるのだが、自分の順番が来たときに自分が病院に居ないと、順番が繰り下げられるので、結局、余裕を30分程度も持って病院に帰ってきて、結局、長時間病院で待つハメになることが多い。病院外で待機している場所から病院に行くまでの時間が短ければそれほど問題は無い。インターネット上で(携帯電話からでも)自分の待ち時間を時々刻々確認出きるので自分の順番が近くなってくれば、すぐに病院に向かえば良いからだ。しかし、私の場合、待っている場所は、職場や自宅であるが、病院から30分程度以上かかる。このような場合、どうしても待ち時間を長くせざるを得ない。受付が早かった人が優先されるようにしてくれれば良いだけのことなのだが。

また、2時間程度待ったあげく、何を診察してくれるかと言うと、皮膚をちょっと見て、「あ、順調ですね。薬を出しておきます。」と言われて終わりである。このようなことが5回以上あった。診察にかかる時間はわずか1分程度である。そのために2時間とか待たされるとうんざりする。

私ではないが、私が病院で待っていたら、会社の帰りらしき人が息を切らして受付にやってきて、「薬だけもらえませんか?」と聞いたことがある。受付の人は「診察を受けずに薬だけを渡すことはできません。」なんて断っていたが、私の場合、毎回、1分弱の診察で、「薬出しておきます」と言われるだけなのだから、薬だけ出してもらっても良いと思う。もちろん、皮膚に異常があって薬が合っていない問題、診察も受けさせずに薬だけ渡すのは問題があることは分かる。しかし、私の場合、毎回「薬出しておきます」以外言われたことが無い。

大体、こっちは忙しくて、2時間とか待っているわけにはいかないのだ。診察時間も決まって平日の午前9時から午後5時までとかの医者が多い。そんな時間は勤務時間である。医者なんか行っていられない。

どうもお役所仕事みたいだ。

みんなが、上記のように長時間待たされるのが嫌になって、その医者を敬遠するようになれば、その医者も考えるだろう。どうも、皮膚科が少なくって、独占的市場になっているので、医者の方が高慢になっているように思える。

また、沢山待たせることで「うちはお客さんが沢山来る、評判の高い名医だ」みたいに自己満足しているようにさえ思えてしまう。

何とか、忙しい人でも容易に受診できるような効率的な運営はできないものだろうか。

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