福井大学の文京キャンパスに長期間自転車を放置している人の連絡先が分かったので、電話で連絡してみました。
こちらも不手際があったのですが、
「○○さんのご自宅でしょうか?」
と聞いたら、
「誰じゃ?」
とどなるような声で言われました。確かにこちらから先に名乗るべきだったので、
「失礼致しました。福井大学で教員をしております、鈴木と申します。○○さんが登録されている自転車が文京キャンパスに長い間放置されていまして、迷惑しておりますので、取りに来ていただきたいのですが。」とお伝えしました。
すると、「ああ、息子のかもしれんな。」とのこと。
状況を説明すると、「それで、取りにいかなあかんの?」と言われました。
「息子さんにでも取りに来てもらいたいのですが」と言うと、
「どんな風に取りに行ったら良いの?」と言われました。
どんな風にと言われても、困ります。ただ、取りに来てもらえば良いだけなのですが。
それで、「ただ、取りに来てくだされば、それで構いません。9月22日までに処分する予定なので、それまでに来ていただいのですが。」とお伝えしたところ、
「どうしても行かなあかんの?」と言われました。
ここで、頭に来た。
後から考えれば、遠いので来るのが面倒だったのだろう。それなら、譲渡証明書をこちらからFAXでもして、それに押印してもらって郵送してもらっても良かったのだが、勝手に大学のキャンパス内に自転車を放置したのは自分の親族であり、つまり、自分の親族が悪いことをしたくせに、このような態度で話かけてくるのに腹が立った。こっちが丁寧語で話しているのにである。
そこで、「そちらの息子さんが放置してこちらが迷惑をしているのに、そのような態度はいかがかと思います。確かに、こちらが先に名前をお伝えしなかったのは申し訳ありませんでしたが、そのような態度でおられるのでしたら、こちらもそちらの連絡先などの情報は存じておりますので、それなりの対応をさせていただきますが。」
とお伝えした。
すると、口調がちょっと丁寧になりました。
それで、息子に伝えるとのことでした。
それから一時間もしないうちに、息子さんが大学の部屋に来てくれました。
息子さんは非常に丁寧な口調でした。親が息子さんに厳しい上下関係で教えられたのかもしれませんね。
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