2016年11月19日土曜日

ベルセルク:選民思想=くず

千葉市で12時間2000円の極安のカプセルホテル:ノーブルに泊まった際に、休憩室に「ベルセルク」がかなりあり、読み耽ってしまいました。

非常に興味深かったです。

ただし、いかなる理由があろうとも、選民思想や、仲間を自分のために生贄にするような奴は

くず

です。その

くず

である、グリフィス=フェムトをハンサムに書いて、成功させ、同情も寄せさせようとするのは、

とてつもなく、胸糞が悪いです。

また、インターネット上の各所で、グリフィスを尊敬・敬愛するような書き込みがあるのを見ると、吐き気がします。

私が作者だったら、グリフィスを、とてつもなく心が醜いように書きますし、風貌も、ハンサムながら、気持ち悪い顔に書きます。グリフィスを芋虫にでも転生させて、ジョルノジョバーナのゴールドエクスペリエンスレクイエムで、永遠に他の昆虫に食べられ続ける苦しみにさらされるような最終回にしたいです。

6 件のコメント:

鈴木清 さんのコメント...

キャスカが正気に戻りそうですが、戻ったときに、「グリフィスに犯されて気持ちよかった。グリフィスのためになれて嬉しい」とか、そんなことを言いそうな気がして、嫌です。

鈴木清 さんのコメント...

まぁ、全部読んだ訳ではなく、飛ばし読みですから、内容をよく理解していないのかもしれませんが、グリフィスのなそうとしていることがどれだけ偉大であろうとも、私はグリフィスを許せません。

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1166250361
でも、質問者が
「35巻まで読んで、グリフィスもガッツも善や悪といった意識はないでしょうが、人間や使徒をひとつにまとめガニシュカを倒し新しい世界を作るグリフィスが『善』。それを壊そうとするガッツが『悪』に見えます。」
と書いていますが、
人をぶっ殺しまくっているガッツもグリフィスも、両方、善であるわけがありません。

大体、人間を”善”とか”悪”とかに割り当てるような短絡的思考も好きではありません。

鈴木清 さんのコメント...

グリフィスが、以前、ガッツとの勝負で勝って殺せる状態だったのに、殺さなかったから、ガッツはグリフィスに生贄にされても仕方ないとか、
グリフィスが、以前、キャスカが犯されそうな(?)状態だったのにそれを犯されないように救ったから、キャスカはグリフィスを敬愛していて、だから、グリフィスに犯されても文句は言えないとか、

そんな馬鹿げた考え方が

大嫌いです。

鈴木清 さんのコメント...

グリフィスなど、ガッツに負けて悔しくて、王女に夜這いをかけるなどという、醜さ極まりない人間です。

見つかって拷問を受けて、ひどい姿の自分をガッツなどに見られて絶望したからという理由で、仲間全員を生贄として魔物に喰わせてしまおうとした、極悪人です。

ガッツに対する劣等感をなくすためか、キャスカがガッツとの間に設けた子がキャスカのお腹の中に居るのに、ガッツの目の前でキャスカを犯すという、極悪非道の人間です。

なぜ、こんな極悪人を、「素晴らしい国を作ろうという夢を持った英雄」のように描こうとするのか、あー、胸糞悪すぎます。作者も、えげつない人間なのだろうか。

鈴木清 さんのコメント...

グリフィスは、「自分は偉くて、優れていて、”神”(実は悪魔)に選ばれて能力を与えられた人間。人を犠牲にして、崇高な理念を実現する。人を支配する」ことに自己満足しているナルシスト。他の人に尊敬されるのを楽しんでいて、ほとんどの他人は、自分の好きなことを実現するための道具でしかなく、自分より劣っている虫けらと思っている。優越感に浸り、人を支配するのが趣味。ガッツに勝って、「これでお前は俺のもの」などと言うところに典型的に現れている。拷問で自分で立つこともできなくなり、言葉も話せなくなり、何より、自分を尊敬していた仲間に自分のみすぼらしい姿を知られ哀れみをかけられ、自分を敬愛していたキャスカは自分に勝って自分から離れたガッツに(寝)取られ、絶望に落ちたのでしょう。支配欲、嫉妬、独占欲、他者への信頼の欠如、プライド、他者への軽蔑、自己中心、裏切り、など、なるほど、およそ人間の持ちうる殆どの醜さを持ち合わせて居ます。魔王になれたのも当たり前。人間の持ちうる醜さが集まった集合体、深層の”心臓”に認められうる存在です。ゲスの極み。「ここで止まったら、これまでに俺の夢のために死んでしまった仲間に申し訳ない。引き返せない」などというのは、すり替えの偽善。

ガッツは違います。人が自分のことをどう思おうが、気にしません。自分が正しいと思うことを自分の力で何とか成し遂げようと努力し、生き残るため、卑怯なことも臆せず行い、憎しみから使徒を虐殺します。グリフィスを許せず、キャスカと安住する道を選ばす、狂ったように復讐に猛進しましたが、そんな自分に疑問を投げかけ、復讐かキャスカの回復を選ぶ際に、キャスカの回復を選択します。信じていた仲間を裏切ったグリフィスを許すことができません。自分のできないことを行ってくれる仲間に感謝する心も得ました。

誰が主人公なのかを考えれば、作者はガッツに好感を覚えているはずですが、読者の声を聞いたのか、グリフィスを良い者・優れた者として書こうと気が変わってきているような気がします。

http://chomanga.com/archives/49043907.html
には、グリフィスがクズだと思う人も多く投稿しており、まだ、日本も、捨てたもんじゃないと思えました。

ちなみに、

142 名無しの超マンガ好きさん 2016年11月21日 00:51返信
グリフィスをくずと思っている人間が結構居て、安心した。
グリフィスが「捧げる」と言ったことは理解できる。同情もできる。でも、極刑が妥当。ガッツがグリフィスを・・すEND希望。

143 名無しの超マンガ好きさん 2016年11月21日 00:52返信
キャスカがどう思っているのか、これを作者がどう書くのか、が気になる。
誰が主人公なのかを考えれば、ガッツの方が、グリフィスよりも悪人なようには作者は書かないとは思うが、ガッツの方が悪いなんて考えているような人間が居るので、がっかり。

「自分のために仲間を生贄にするだろ」と思っているやつら、悪事を働く前に、早く自首しろ。

は私の投稿。

鈴木清 さんのコメント...

断罪の塔の一部を動画で見た。盲目的に「神」を信じ、「神」の名のもとに行われることを自分の考えなしに指示する愚か者を、愚かに描いている。Luca姉の精神が素晴らしい。作者はそのように描こうとしているようだ。
記憶が戻ったキャスカはグリフィスを愛すのか、それとも憎むのか。それが判断できずに、幼児退行したのだろうけど。どのように作者が描くのか、楽しみ。