2010年8月24日火曜日

融通の効かないプライド?

学会(討論会)の事務局をやっているのだが、発表者の並び順と所属について、面倒なことがある。

例えば、
標記順で、先頭から
(発表者:所属)
について、
発表者1:所属A
発表者2:所属B
発表者3:所属A
とかの場合、紙面を少なくするために、できれば、
発表者1、発表者3、発表者2
の順にしてもらえると、
(所属A)発表者1,発表者3,(所属B)発表者2
のように書けるのだが、元のままだと、
(所属A)発表者1,(所属B)発表者2,(所属A)発表者3
のようになって、紙面を多くとってしまう。

しかし、日本の慣習なのか、教授の先生は最後とか、そうでないとか、それぞれの研究室ごとに違った伝統があるらしく、順番を変更するのは嫌がられそう。(発表申込者には問い合わせてはいませんが。)

中には、一人の人が複数の所属を申し込んでくる場合もあります。
それでも、社会人ドクターとかで、
企業名&博士在籍中の大学名
とかなら、まだ理解できるのですが、大学の研究者の方で、
大学名&同じ大学名ーその大学の中の研究所(?)
なんてのもあります。

「同じ大学内の複数の機関なら、まとめてくださいよ!」と心の底から叫びたくなるのだが、
止めておこう。
無用なトラブルに巻き込まれるのは、嫌なので。

海外では論文なんかで、First Authorが最も名誉なものであるはずなのだが、日本の、それも論文ではなく発表については発表者名の並び順と所属には、嫌な慣習があるようだ。

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