2011年7月18日月曜日

カブトムシ雄4匹が成虫に

昨年の夏か秋に、近所のお宅から、カブトムシの幼虫をいただいた。なんでも、小さすぎて、一年目で成虫になれなかった幼虫らしい。
10匹以上だったと思う。
二つのケースに分けて、腐葉土に入れて、家内の実家に置いてもらっていた。
ときどき水をやるようにお願いしておいた。

一ヶ月か2ヶ月に一度、カブトムシの様子を伺っていたのだが、生きているのが1匹か2匹はいることは分かっていたが、ほとんど死んでしまったのではないかと心配していた。

今日、家内の実家から電話が。

見にいくと、雄のカブトムシが4匹も成虫になっていた。

早速、新しいケースに移した。水分補給用ジェルをひき、その上に5cmほどの厚さで腐葉土を入れて、その上にはっぱとか木片とか、登るための小さい木を入れてやった。

夜になると、起き出して、やたら元気に歩き回っているのが二匹。ケースの中で何回も飛ぼうとして壁にぶつかっている。

買ってきた餌のゼリーを木の穴に入れておいたのだが、通りがかりに食べているようだ。

本当の森に戻してやりたくなった。

福井市から大野や勝山に行く途中の美山町などはカブトムシが多く居るようだ。
http://www.hokurikumeihin.com/miyamakabuto/index.html

逃しに行ってやろうかなぁ。

5 件のコメント:

鈴木清 さんのコメント...

今晩も元気に歩き回っているのが、二匹。うち一匹は餌もあまり食べず、やたらと歩き回ったり飛ぼうとする。
もう一匹は、餌のゼリーを静かに食べているが、動き回っている方に当たられると、びっくりしたかのように歩き出す。

見ていて飽きない。

心配なのは後の二匹だ。夜もずっと地中に潜っているようだ。ときどき、木が動くので、一匹は地面の下で動いているようだが、残りの一匹は動きもしていないのかもしれない。もう死んでしまっているのかと心配になる。

鈴木清 さんのコメント...

4匹のうち、3匹は元気に歩き回っています。一匹の姿が見えませんが、それぞれを区別できてはいないので、交代に土の上に出てきているのかもしれません。

3匹は餌をもりもり食べて、時々は飛んだりしています。互いにぶつかると、相手の体の下に角を入れて、相手を巴投げのように豪快に投げ飛ばします。パワフルです。

しかし、透明のケースにはばまれているのに、分からないのか、ケースをつきやぶろうとするかのように歩き回る姿は哀れです。飛ぼうとしても、すぐにケースにぶつかってしまいます。
こんな小さいケースの中で一生を終わらせてやりたくありません。
ケースの中なら、私が餌をやりますから、一生餌に困ることもないでしょう。大自然の中では、餌にありつけず、もしくは猪などに食べられたりして死んでしまうかもしれません。
でも、こんな小さなケースの中で一生を終えさせるのは嫌です。大きな自然の森の中、自由に歩き回って飛び回らせてやりたいです。

それで、今晩、全員を森に返してやることにしました。

実家では、さらに他の5ー6匹が成虫になったようです。角が無いものも居るらしいので、雌も居るのでしょう。

息子に興味があるのなら、牡雌一匹ずつを残して、卵を生ませて、来年までまた育てることもできますが、息子に、「自分で育てる気があるか?無いなら、全員森に返しに行く」と聞いたら、返せば良いとの変事でした。

鈴木清 さんのコメント...

逃してやるためにGoogleと、美山町に
美山かぶと普及会
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/society/27813.html
らしきものがあり、カブトムシが多数いそうだ。

遠いので、近いところに居ないかとさらにGoogleと、足羽山で
http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/feature/index.php?cat=609&author=58
のように、飼育場があるらしい。

で、家内に勧められ、自然史博物館に問い合わせてみた。
「かぶとむしを世話しているのですが、多くなってきて、自然に返してやりたいのですが、福井市の近くでカブトムシが住んでいるところはありませんか?」と聞くと、
「どちらで採られましたか?」とのこと。
「近所の人にもらいました」と答えると、「何年間か、人工で飼われましたか?」と聞かれ、「くださった方は何年も人工で飼育されていたようです。」と答えると、
「たとえば、長野とかで採られたものとか、東京とかで買われたものだと、遺伝子が他の場所のものであって、遺伝子の撹乱の可能性があり、自然に戻すのは良くないです。しかも、何年も人工で飼育されていると、自然の中で生存する能力がなくなってしまっているので、自然に返してもすぐに死んでしまいます。今年だけ育てられるのが良いと思います。」との返事。
こちらが残念そうにすると、「博物館に持ってきていただければこちらで世話しますが」とのこと。よく聞くと、子供たちの標本教室とかがあるらしく、そこで、子供たちに標本にしてもらうのに利用するようだ。

・・・って、殺すってこと?

んなもん、渡すか。

申し訳ないが、私は、カブトムシの生態系よりも、遺伝子撹乱よりも、この目の前にいるカブトムシに、広い世界で生活させてやりたい。
すぐに死んでしまうかもしれない。
でも、飛ぶ能力、歩き回る能力のある彼らに、十分に飛んだり、歩き回らせたりさせてやりたい。

いけないことかもしれませんが、美山町にリリースしに行きます。

鈴木清 さんのコメント...

実は、今日、家内の実家に預けていた飼育ケースで、カブトムシ成虫一匹が死んでいたそうです。

餌が足りなかったのか、潜れなかったのか、理由は分かりませんが、こんなちっちゃい虫かごの中で、成虫になった途端に死んでしまうというのは可哀想に思ったのです。

鈴木清 さんのコメント...

さっき、森に返してきました。美山町のローソンを過ぎたところの白山神社、ふれあい会館とかいうところでした。

オス3匹、メス6匹くらいを木の幹の根元に放してやりました。
うち、オス一匹は、メス一匹に交尾しているようで、しがみついていました。

早速、オスの何匹かとメスの何匹かは幹を上り、街灯目指して飛んでいきました。

で、街灯に当たって、下に落ちたようです。
(^^;)
まぁ、これも、自然の道理。

オス1匹は見当たりませんでした。数え間違いだったのかもしれません。

途中でふれあい会館らしきところから出てこられた数名の男性に挨拶しました。
事情を話すと、「普通は街灯のところに取りに来られるのに、放しているとは、奇特な方ですなぁ」と言われました。